シンガポール島内での引越: 洗濯機篇 |
思った以上にスムーズに引越作業は終わり、幸先のいいスタートを切ったと思ったのも束の間!
引越って、アンパッキングの方が大変なのかもしれません💦
ダンボールから出すことはできるんだけど、それを収納するのが大変!
新居は、クローゼットの大きさが前の家と全然違って、思ってた以上に小さかったんです。特に奥行きが全然違って、予想外に入らない!
しかも、ワンピースをかけるバーが高すぎて届かないという致命的な使いにくさ。ちびっ子の私には辛い設計だった、、、。ワンピースを着るために、いちいち脚立を使うのって本当面倒です。
キッチンも収納場所はたくさんあるけれど、届かない場所もかなりたくさん。使い勝手がよいのか悪いのか、いまだにわかりません。
一番の判断ミスだったなと思ったのは、キッチンに洗濯機と乾燥機があること。乾燥機を使うと、キッチンの台の上が細かい埃だらけ。これから家を探し始める方、これは避けられるなら避けた方がいいと思います。料理中に埃舞ってるのはちょっとね•••。
そんなこんなでアンパッキングをしていましたが、それと時を同じくして、家中に不備がないかをチェックします。
シンガポールでは引越して一ヶ月は何か不備があればオーナー持ちで直してもらえるのですが、一ヶ月過ぎると確か150ドルぐらいまではテナント側の我々が払うという契約になってることが多々あり、引越して来て一ヶ月が勝負なのです!
もう一度言います。
引越して来て一ヶ月が勝負!
前回は夫が物件を決め、半年後に私が引越して来たので、使ってもないオーブンの中が油でギトギトでも自分でなんとか綺麗にするしかなかったのです。
こういう細かいところは、生活して使ってないとなかなか気づかないので、奥さんが初めから一緒に住んでる方が一ヶ月以内に不備を発見できていいのではないかと思います。
で、まず出てきた問題が、洗濯機。
正式契約する前にLOI(Letter of Intent)という基本合意書を作ると、最初の方の引越記事で書きましたが、この段階で私達からのリクエストとして洗濯機を新しくしてほしいと伝えてあったのです。
なぜなら、ビューイングした時に洗濯機の中を臭った瞬間に、大げさでなく、死にそうに臭かったのです!
この洗濯機で洗ったら、洗濯物が余計に汚れる〜、臭くなる〜ってにおい。
で、それに対してオーナーはまだ新しい洗濯機なので、きちっとクリーンにして使えるようにするとのことでした。
なので、きちっと綺麗にしてくれるならいいよとその条件をのんだわけです。
しかし、実際に新居に引越してきて、この洗濯機を使ってみたら、洗い終わったものがすごく臭い!そして茶色い小さなカスがたくさんついてる!
全然綺麗になってないじゃーん‼︎
いやね、日本人的には、クリーンにするってのは、例えば洗濯槽クリーナーを使って洗い、それでもダメだったら、ダスキンみたいなところに頼んで分解洗浄して、スッキリにおいもなく、ワカメのような茶色いカスも出ないのを確認して、やっと綺麗になったってことなんじゃないかと。
しかし、ここはシンガポール!
やっぱりシンガポール•クオリティーで進むわけで。
幸い、若干疑い気味で、最初から大事な洗濯物は洗わず、足マットを試し洗いしたので被害は最小限でしたが、この足マットが臭いこと、臭いこと!
それから洗濯槽クリーナーを入れて洗濯機をまわすこと数え切れず。一日10回ぐらいまわしても水が茶色いワカメのようなカスでものすごく汚れるんです。
次の日にも別の洗濯槽クリーナーを入れてまた洗濯機をまわすこと10回。
少し水の色は落ち着いてきたけれど、茶色いカスは全くなくなる気配がなく。おそらく洗濯槽はカビだらけかと。
その間、エージェントにありったけのクレームをメールで送るも、向こうは他人事なのかのんびり、なかなかアクションがありません。
文字で通じないなら、どんだけ汚いか見せるしかないと、すごく見たくないビジュアルですが、写真を撮って嫌がらせのように何度もまだ全然綺麗にならないとエージェントに送ってました。
そうこうするうちに、5日過ぎ、洗濯物は山のようにたまっていきます。引越の日に着てた作業用の服や、その前日に着てたものとかもありますからね⤵︎
暑いシンガポール、汗の染み込んだ服がどんどんたまってきて、このままカビたらどうしようとか、においも気になってきて、仕方なく普通の洗濯をしてくれるクリーニング屋さんを探し、夫の分だけレスポのボストンバッグにぎゅうぎゅうに詰め込んで出してきました。
仕事が忙しい旦那さんに代わって私がずっとエージェントとやりとりしてたのですが、なかなか対応してくれないオーナー側のエージェントに旦那さんがとうとう腹を立て、契約前に洗濯機をクリーンにして使えるようにすると言ったのに、これは契約違反にあたると会社の人事を通して我々のエージェントにクレームを入れ、その結果、やっと代替の中古の洗濯機が来ることに。
結局新しくきた中古の洗濯機も洗濯槽クリーナーを入れて洗ったらものすごく巨大な茶色いカスが出てきたり、髪の毛も出てきたりと、最初のプロセスをやり直すことになったので、それはそれはストレスフルだったのですが、1日中洗濯機をまわしていたら、茶色いカスはほぼなくなり、前の洗濯機ほどのひどいにおいはしなかったので、現在もこちらを使ってます。
でも、洗濯機、やっぱり新しいものの方がこういった嫌な思いをしなくていいですね。
実は前の住居の洗濯機も、引越直前に洗濯槽クリーナーで洗浄してきたんです。次に入る人が気持ちよく使えるように、マナーとして。
でも年に2〜3回は洗濯槽クリーナーを入れて洗浄したり、毎回除菌も兼ねて漂白剤を少し入れてるせいか、ほとんど茶色いカスは出ず、3回まわした後にはとても綺麗になって、普通に洗濯物を洗っていたので、今回の新居での洗濯機を洗濯槽クリーナーで洗った時の汚さには本当ショックで、ここまで汚い洗濯機は初めてというレベルでした!(今画像をアップしようかと写真を見ましたが、あまりに汚くて気分を害するレベルなので、自粛します。)
ただ、洗濯機を中古とはいえ替えてもらえたのは、最初のLOIに条件として新しい洗濯機にしてほしいと入れておき、オーナーが今ある洗濯機を綺麗にして使えるようにしておくというやりとりがあったから、オーナーも対応せざるをえなかったのだろうと思います。
なので、やっぱり契約前のこのLOIにいろいろ盛り込んでおくのは大事なことかと思います。そうでないと、泣き寝入りすることになっていたかも。
ただ、新しくきた中古の洗濯機も、まだちょっと独特の臭いがあり、私が臭いに関して敏感すぎるのかと思って、家に修理に来てもらったハンディーマンチームの女性に念のため臭いをかいでもらったんです。
そしたら、お酢を丸々一本ぐらい入れて洗濯機をまわし一通り終わったら、そのあとベーキングパウダーを入れてまた洗濯機をまわしてみてと言われました。
やっぱりまだ臭うようです💦
最初の洗濯機のにおいが強烈過ぎて、それよりましにはなったと思って我慢してましたが、まだまだ洗浄した方がよさそうです(ー ー;)
引越作業自体はスムーズに終わったのですが、新居に入った後の方が遥かに大変でした。
洗濯機に続いて、いろんな不備が見つかります。それはまた次回のお楽しみに(笑)。