ミシュラン一つ星のプラナカン料理"Candlenut"へ |
Candlenutはいつか行きたいと思っていて、そんなiPhoneのメモの中に3年前に書いたレストランの一つで、バスで前を通るたびに気になってました。
ですが、昨年マラッカに行った時に食べた本場プラナカン料理が激辛過ぎて、プラナカン料理から足が遠ざかっていました。
そんな中、先日発表されたミシュランの一つ星をこちらのお店が獲得したとのことで再び思い出しました。
これは予約がとりづらくなって行きにくくなるだろうなぁと思ったものの、物は試しと前日の夜遅くに次の日のランチのオンライン予約を試みるものの、オンライン予約のシステムがワークしてないのか、はたまた満席なのか、うまく予約が取れませんでした。
半ば諦めたものの、次の日の朝から電話。9時半に電話しても誰にもとってもらえなかったので、だめもとでSMSを送ったら10:30am頃に予約確認の返信が!
というわけで、めでたく当日の朝に予約がとれました。
まず最初に頼んだのは前菜のKueh Pie Teeです。クエパイティーと読めばいいのでしょうか。
カップの中に、隣のできたてと思われるあたたかい具材を自分で詰めます。この具材は大根の甘煮なのですが、まるで日本の切り干し大根のよう!最後に海老とパクチーものせて、お好みで赤いサンバルチリをつけます。
できあがりはこちら!サクッとしたパイと中の大根の甘煮が組み合わさって、美味しい!
これは切り干し大根を作った後に実験してみようかと思いました。プラナカン料理〜桃太郎風〜って出したらおしゃれじゃない?と勝手に企んでます。(単なるパクリなのは置いておいて。)このカップはどこかで買えるのか聞いてくればよかったと今後悔してます。
そして、お友達と2人だったので、プラナカンの伝統的なお料理をシェアすることに。
Ayam Buah Keluaという、真っ黒なチキンのナッツ煮込みです。
黒すぎてわかりづらいですよね。こちらだともう少しわかりやすいかと。チキンなのですが真っ黒なので一瞬ギョッとします。
が、食べるとこれが美味しい!お肉はほろほろと柔らかく、ナッツの甘みと香ばしさの中にいろんなスパイスがまじって奥深いお味。
最初、この黒い色がなぜかわからず、お店の方に聞いたらナッツだと教えてくれました。
こちらのナッツだそうです!
このナッツ、木から落ちた時はかなり毒があるらしく、40日間炭火の中に入れて、まずは毒を抜くそうです。こちらのお店ではインドネシアからこのナッツをわざわざ輸入してるとのこと。
40日も火にかけるなんて大変だーと思ったらこれで終わりではなかったんです!Candlenutに送られたナッツは、今度は水の中に7日間入れられて、それでようやく殻が割れて中のナッツを綺麗に取り出せるとのこと。殻が相当硬いようです。
このブラックナッツ、そんなに手間暇かけられていたとはとびっくりしました。
このブラックナッツは他のスパイスと共にこんな風に飾られてました。
おそらく、アニス(八角)やシナモン、クミンもあの真っ黒なソースの中に入っているのだと思います。
食べていると、最後に残ってきたソースの味が下に行くほどどんどんスパイシーになったので、最初に食べる時にソースをかき混ぜた方が美味しく食べられるかと思います。
そして、もう一品はチャプチェというキャベツとキクラゲの煮込みをいただきました。少し春雨ぽいものも入っていたかもしれません。
こちらも日本人には食べやすいお味。美味しくいただきました。
頼んだものの色がどちらも地味だったので、お皿に盛ってもフォトジェニックではなかったのですが、どちらも美味しかったです。
Candlenutの店内自体はごくごくシンプルで、特にプラナカン形式のおうちというわけではないです。入口もこんな感じ。
なのでレストランの雰囲気はTrue Blueの方が楽しめるかもしれません。
レストランのレジ前にはプラナカンの小物類を飾ったコーナーがありました。
この上の写真を撮っていると、お店の方があわててこれで撮ってと↓ミシュラン一つ星の盾を置いてくれました。
ミシュラン一つ星、おめでとうございます。レストランで働いてる方達が、ミシュランを獲得したことで、更にやる気が出たり誇りに思えることが一番いいことですね。
ここで小話を一つ。
ブラックナッツの毒抜きの話をして下さったり、ミシュラン一つ星の盾を持ってきて下さった方は割とお年を召した男性だったのですが、この方、私達のテーブルに最初来て下さった時に、すみませんと最初に早口で言った気がしたのです。
友達に確認したら、友達はわからなかったとのことで自信がなくなってしまったのですが、すみませんに聞こえたけど私の空耳だったのかなと思ってました。
そしたら帰り際に私達の写真を撮ってくれて、日本人だよね?と英語で聞いてくれて、彼の祖母が日本人だから、私もクォーターなんだと教えてくれました。
最初に聞こえた「すみません」は空耳じゃなかった!
ちょっとだけ嬉しかった桃太郎でした。
ブラックナッツなんですが、息子が学校の帰りに固い実がよく落ちてると言って1度拾ってきてたのですが、それがそれなんでしょうか?確か誰かに食べられるんだよと聞いたそうで、齧ったけど、固すぎて無理でした。(私もかじったかも。汗)
そのままだと毒があったんですね!!おそろし!ってその実とは違うかもしれませんが。
シンガポールの学校にはジャックフルーツの木があって大きな実がなってたなぁ。あとリスが遊びに来たり鷺がとんできたり、猿が入ってきたりしてたそうです。なんか今考えるとのどかですよねー。笑
ブラックナッツらしきものを息子さんが持って帰ってきたんですか!それはすごいですね!そうなんです、お店の方がまず毒抜きが必要とおっしゃってました。ブラックナッツだったとしたら、殻が硬くて食べられなくてよかったですよね(笑)。危ない、危ない。
プラナカン料理の味つけは割と日本食に似ていますよね。みりんや砂糖ぽい甘みがけっこう感じられて、お醤油のような味もしたり。私としては美味しいプラナカン料理が食べられてよかったです。
シンガポールの学校は猿まで出るのですね!自然な感じがいいですね!でも噛まれたりしたらと思うと私はちょっと怖いかもと思ってしまいそうです。
猿はそうですよね。私の友達はコンドのベランダから猿が家の中に入ってきたんです。その時の動画を見せてもらったのですが、さすがにこわいなぁと思いました。小さいワンちゃんを飼ってる人なのでそれも心配だったそうです。でもさーっといなくなったようですけど。
あと長くなってごめんなさい。私が住んでたところから小学校までは公園を突き抜けて行けるのですが、その公園にたまにオオトカゲが出ると聞いてたんですけど私は見たことなかったんです。そうしたら犬の散歩のときに、コンドがある普通の道で芝生の所に穴があいててその中にでっかいワニみたいのが入って行ったんですよ!!ふっといの!もうびっくりしました!!その時は散歩コースを変えましたけど、ほんと怖かったです。自然がいっぱいですね。住んでたところが西だったからでしょうか?思い出して興奮してしまいました。汗
湖面ありがとうございます(^-^)/
たくさん書いて下さって嬉しいですよ♬
大トカゲみたいの、私も見たことあります。ボタニックガーデンで目の前にきゅうに現れてビビりました!!あれは突然出てこられると心臓に悪いですね。
猿に家の中に入ってこられるのはかなり怖いですね。でもきっと食べ物が家の中に入ってるとわかってる猿ですね。森の中で育った野生の猿だとわざわざ人間に近づかない気がします。日光の猿も人間の持ってるスーパーの袋を狙うと聞いたことがあるので、よく知ってる猿なのだと思います。そんなことがあるなら、やはり狂犬病の予防接種しておかないと危ないですね。
ポピアはよく聞くけれど、なぜか遭遇しません。フードコートにあるんですね!いつか食べてみたいです。
いつもブログを楽しく拝見しています。
「シンガログ」というサイトを運営しております田中と申します。
コメントから失礼いたします。
シンガポールに関する有益な情報を掲載されているブログの記事を
厳選ピックアップして紹介をさせていただいております。
桃太郎さんのブログも是非こちらからリンクさせて
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コメントありがとうございます。
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