シンガポールから帰ってきて気づいた10個の日本の特徴 |
さて、シンガポールから本帰国してもうすぐ5ヶ月が経とうとしてます。
せっかくだからシンガポールで3年半過ごしたからこそ、帰ってきて気づいたことをまとめておこうと思います。
1)日本は地震がある。
帰ってきてすぐの頃に何度か揺れを感じて、シンガポールで地震とは無縁の生活だったので、とても気になりました。日本に住んでる頃はこれが日常だったのですが、しばらく揺れのない生活を体験していたのでそっちにすっかり慣れてしまったのだと思います。
揺れるたびに311が思い出され、引っ越したばかりの頃は防災の用意も何もしてないし、ダンボールだらけでこれが崩れたら足の踏み場がないと思うと、けっこう不安でした。今はちょっとずつですが、いざといった時の防災準備をしています。
2)禁煙ではないレストランがある。
シンガポールのレストランは禁煙なのでそれに慣れてしまい、日本に帰ってきて飲みに行ったりするとタバコの煙がすごくて服も髪もタバコ臭くなり、お料理の香りもタバコ煙でかき消されてしまってるように感じる経験が何度かありました。
タバコを吸わない私としては、この点は断然シンガポールのレストランがありがたいです。特に冬のセーターやコートは簡単に洗濯できないのでタバコの匂いはけっこう困ります。お料理やお酒も香り込みで楽しむものと思ってるので、その香りがタバコの煙でかき消されてしまうのは食いしん坊としては悲しい限り。
特に最近は夫が私以上にタバコの煙に敏感になってしまったので、席を変えてもらったり、事前に禁煙かどうかをさりげなくチェックしてます。
3)トイレが狭い!ボタンがたくさん!
あたりまえと思っていた日本のトイレですが、映画館などではなるべく効率的に入れるようにとの配慮からか、トイレがかなり狭い作りです。背の低い私でもなかなか狭いなと思うので、海外からやってきた方達はとても窮屈に感じるかもしれません。
ただ、綺麗さは流石と思うほどで、全体的に丁寧にお掃除されてるのだなろうなと感じます。
あと、ウォシュレットなどのボタンがたくさん!ハイテク過ぎて、海外から来た観光客には何が何だかわからないものもあるだろうなぁと。ウォシュレットのボタンに音姫、非常用ボタンもあり、流すためのボタンはどれ?と思ったら手をかざすタイプだったり。日本のトイレは狭いものの、世界一進んでるかもしれません。
4)洗剤などのパッケージがいまいち。
恐らくこれもシンガポールで暮らしたからだと思うのですが、英語表記だとあまり感じなかったのに、日本語表記になった途端、食器洗剤や洗濯洗剤などのパッケージがガチャガチャして目につきます。英語というだけでなんとなくオシャレな感じだったのだなぁと気づいてびっくりしました。(もちろん個人的感想です。パッケージ一つとってもいろんな方の汗と涙の結晶だったりしますからね。)
日本語にした途端、生活感が出てしまうのかもしれません。掃除用の洗剤などはなるべく戸棚の中に入れたり、入れ物をモノクロにして入れ替えたりしてますが、最初からオシャレなもので売り出してくれたら嬉しいのにーと思ってしまいます。
5)便利グッズがたくさん売ってる。ネットでポチッとが便利すぎる!
日本はこういうものがあると便利なんだけどと思ってネット検索したり、100円ショップに行くと大抵のものがすぐに見つかります。
例えば防災グッズも100均にもあれば、Amazonや楽天でポチッと買うこともできる。選択肢がたくさんあって悩むことにはなるけれど、口コミもたくさんあって参考になります。
6)電車で携帯で話す人はほとんどいない。
シンガポールの電車やバスの中は賑やかで、皆大きな声で携帯で話していましたが、日本の電車は基本的に携帯で話すのはNGという暗黙の了解があり、電話がかかってきてしまった人は今電車に乗ってるので後でかけますねと小声で答える方がほとんど。わかってはいたけど、シンガポールですっかり賑やかなのに慣れていたので、そうだったここはニッポン!と毎回マナーモードにしてます。
逆にシンガポールではNGだったペットボトルのドリンクを電車の中で飲むのは日本は問題ないので、所変われば〜って感じで面白いです。
7)コンビニが多い!しかも夜中まで開いてる。
これもわかってはいたことなのですが、シンガポールのキオスクぽい営業時間の短いコンビニに慣れていたので、日本のコンビニの充実ぶりと夜中まで開いてる(恐らく24時間開いてると思うのですが、朝4時5時には行ったことがないので断言できないだけです)便利さに、最初は何もなくても吸い込まれるように入ってました(笑)。
最近は自粛してますが、何かあった時に大抵のものをすぐ買えるのはすごいなぁと思います。コンビニだけでなく、自販機も多いなと感じます。シンガポールは自販機がない代わりに、ジューススタンドやKOIやGong Chaなどの台湾ドリンク屋さんが多いですね。
ラッキープラザ前のジューススタンドが懐かしいです(^-^)
8)みんなの服装が黒い!
冬というのもありますが、街行く人のコートが大抵は黒、グレー、紺、ブラウン、カーキなどで、色鮮やかな赤や黄色という人には今のところ見かけたことがありません。そんなこと言ってる私も、今日は黒いコートです!こんな中真っ白なコートを着てる方は目立つしかわいく見えます。白いコート欲しいなぁと思ってしまいます♡
シンガポールのあの強い日差しの下で、嫌でも目に飛び込んでくる鮮やかな原色の服を見慣れていたので、東南アジアの人達に冬服がもしあったら、コートもいろんな色で賑やかになるのかなぁと時々想像してます。
9)お酒がリーズナブル♬
これもわかってたことなんですが、どこかでご飯を食べても日本はお酒がシンガポールに比べると圧倒的にお手頃価格に感じてしまうので、ついつい飲みたくなります。酒税が高い分、シンガポールではやっぱり高すぎると思ってお酒を少し自粛してたんだなと思います。
日本にはお友達のご実家が作った葡萄でできた国産ワインもあるので、そんなワインもいただいてます。
10)医療の考え方が異なるのかも。
酒税だけでなく医療費も健康保険のおかげで3割負担なので、日本では病院で平常心でいることができてます。シンガポールで治療するとお会計の時にえええーって目玉が飛び出るかもと思えるほど高いことがあるので、会社負担といえど病院にはちょっとやそっとじゃ行くべきではないと、これまた自粛してました。
ちなみに、シンガポールで歯の詰め物がとれオーチャードの歯医者に見てもらったら、神経を抜く必要があるので35万円かかると言われ、悩みに悩み、結局抜かなかったことがあります。
日本に本帰国し、まず行ったのはもちろん歯医者です!同じ歯を診てもらい、セラミックを入れてもらいました。保険がきかないため10万円はかかりましたが、それでもホッとしました。神経は抜かずに大丈夫でした。シンガポールでは疑わしきものは排除の考え方らしく、日本は温存できるものは温存し様子を見るという方向性の違いがあるように感じました。シンガポール渡航前に日本で歯医者に行ってよくチェックしてもらっておくことをおすすめします!
シンガポールに3年半住んだからこそ、日本のよさやシンガポールとの違いも改めて感じられたのかなと思います。
あたりまえが実はあたりまえではなく、文化の差や政治の差であったり、感謝すべきことだったりするのかもしれません。
そして、どこの国も長所もあれば短所もあるはず。でも自分次第でどうにでも楽しく過ごせるかと思います。日本には日本ならではのよさがあるので、楽しんで充実した日々を過ごしたいと思います(^-^)
日本の特徴、どれもなるほどなぁ~そうだなぁ~と
思いながら読ませていただきました。
日本のコンビニ、24時間あいてますよ!
もちろん朝4時でも5時でも!
自信を持って断言してください(笑)
あ。でも駅に併設されているところは夜中は
閉まっています。と、どうでも良い情報でしたね。。。
こちらもちょこちょこお店が変わったりしていますが
だいたいがテキトーだけれど子連れに優しく過ごしやすいのは変わりません。
いつかわたしも本帰国になったら10個の特徴探してみようと思います!
お久しぶりです!お元気ですか?きっと息子君も大きくなりましたよね。
コンビニはシンガポールに行く前の働いてる時は夜中3時、4時、そして5時にも行ったことあったのですが、最近は夜中には行ってないので未確認情報だぞと(笑)。24時間開いてるなんて、日本人は仕事熱心というか、便利なものが好きというか。
この記事の10の特徴は気づいたらiPhoneで書き始めていて、こんなに長くなるんだったらPCにすればよかったと終わってから思いました。。。しかし、最近読み直してからまた思いついてしまったのが2-3個出てきたので続編もあるかもです。
ちびともさんが本帰国した際に気づいた10個の特徴も楽しみにしてます。でも本帰国はまだまだですよね?シンガポール生活、ますます楽しんで下さい!こっちは本当に寒く感じます(涙)。