ベサル島旅行③ アクティビティ篇 |
朝10時に集合して出発です。
最初のポイントには10:20頃に到着。シュノーケルセットを家から持ってきたので、装着してザブンっと海に入りました。
蛍光の紫色の固い部分がイソギンチャクに囲まれていて、その蛍光紫が光るサンゴをいくつか見ることができました。こういうサンゴはモルディブでは見なかったので、ベサル島にはこの蛍光紫色のサンゴが多いのかな?ただし、この最初のポイントでしか見かけなかったです。
魚はまあまあいるのだけど、透明度がかなり悪いです。朝でこれってことは、午後はもっと濁ってるんだろうなぁ。
その後2つのポイントをまわりましたが、海の透明度に変化は特にありませんでした。
イソギンチャクにニモが戯れているのを何度か見ることができました。
最後の3つめのポイントでは、2種類の魚の大群にも会えました。黄色の背中の魚と、シルバーの小さな魚。黄色のはヨスジだったのかなぁと思ったりしますが、そこまでイエローが強くなかった気もして、今となってはわかりません。
季節や天気で海の透明度は変わってきてしまいますが、桃太郎の印象では、海の綺麗さ、魚の多さ、透明度を今までシュノーケリングやダイビングした海で比べると、透明度はかなり低め。魚はいるのだけど、かなり濁ってました。そしてプランクトンみたいなものがたくさん浮いて見えました。
帰ってきてもしや雨季だったのかと調べましたが、この辺のティオマン諸島やラワ島の雨季は11月-3月となってたので、9月は季節としては乾季で海の状態としてはいいはずです。
晴れ時々曇りの感じで、少し風はあったので、たまたま海の中が濁っていたのか、それともこのベサル島付近の海は乾季でもこんな感じなのか、1日のみのシュノーケリングでは正直わかりません。
実はもともとサムイ島に行こうと計画してたのですが、サムイ島にかなり前ではあるものの私が行ったことがある、そしてサムイ島の宿泊費が思ってたより高いということで、急遽こちらのベサル島という聞いたこともないマレーシアの島に出かけたのですが、正直昔行ったサムイ島とタオ島の方が、海の透明度はずっとよかったなぁと思います。(最近のサムイ島とタオ島の海はわかりませんが。)
ベサル島からのIsland Hoppingでは、シュノーケリングした場所がだいぶ浅瀬に近かったから濁っていたのかもしれません。
ただ、この島はバンガローにテレビもなければ、WiFiも繋がるものの、画像などの重いものは限りなく時間がかかるので、実質ほぼWiFi使用を諦めることになります。
そんな状況なので、なーんにもしない、脱メディア、脱ネットに適してます。
ビーチで波の音を聞きつつ、読書するもよし、寝るもよし、もちろんビール飲むもよし‼︎
なーんもすることなければ、そりゃ飲むしかないよね〜♬
生ビールも飲みましたが、この日はカクテルのピニャコラーダとテキーラサンライズで乾杯。
そして、この島に一番向いてるのは、小さな子たちじゃないかと。
なぜなら、こんなツリーハウスのようなものや、ハンモックがあったり、
木にぶら下がったブランコがあったりして、思う存分楽しめるんです。
有料ですが、カヌーもできるし、子供とビーチで遊ぶにはもってこいかと思います。子供たち、楽しそうにはしゃいでました。
ただし、私のように虫がかなり苦手な人には少し辛いかもしれません。
デング熱も怖いので虫除けスプレーは常にしていたのですが、シャワーを浴びた後は寝るだけだったので、その時だけ虫除けスプレーをしなかったら、なんと寝てる時に蚊に刺されました。
右手の甲に2箇所、左手の甲に1箇所、足に1箇所、合計4箇所です。
両手をかきまくってる自分に夜中ふと気づいて目を覚ましたら、刺されたところがぷっくり膨れてました。
はぁ、かゆいよ〜!
夜中にかゆみで起きてしまうのって最悪です。
ここだけの話、シンガポールの我が家を恋しく思いました。
バンガローの窓は閉まってるし、虫はあまり入ってこないように見えるのですが、蚊取線香持参の方がよさそうです。。。
シャワーとトイレの床にはアリさんもかなりの確率で歩いてるので、裸足だとちょっと抵抗あるかもです。
というわけで、虫嫌いの桃太郎にはちょっと辛かった後半戦。
しかも2日目のこの日には、午後3時から6時までトラブルで施設全体が停電になってしまったのです。部屋の中は冷房が使えないので、まるでサウナ。夫はそれでも眠くてベッドで寝てましたが、私は途中から我慢できず、ビーチに避難。
デッキチェアに座りながら、風にあたって波の音を楽しみました。雑誌Numberを読んだり、このブログを書いたり、ぼーっとしたり。
そんなこんなで、かなりのサバイバル旅行です。
お湯は出ない。
蚊に刺される。
途中停電する可能性あり。
テレビはない。
WiFiは繋がるけど、かなり遅い。
これって、ほぼ、キャンプですよね?
冒険大好き、サバイバル旅行へっちゃら、キャンプ慣れしてる人達、それと自然の中で思う存分子供を遊ばせたいという人達にはぴったりの場所。
それと、海には別に入らなくてもいいけど、なーんもしない休日をビーチで過ごしたいって人にもいいと思います。
桃太郎は大学の卒業旅行で行った時にユースホステルでお湯が出なくて寒くて震えてたことや、カナダをキャンピングカーで旅行していてキャンプ場のコインシャワーがシャンプー途中で止まってしまったことを思い出しました(笑)。
シンガポールって都会で清潔だなーと思ったり、離島ならやっぱり沖縄が好きだーと思ったり。
こういういろいろを経験しないと、自分の求めてるものがクリアーにならないから、たまにはこういう旅行もよかったのかな?
まさにモルディブ旅行と正反対のサバイバル旅行でした。
でも、ここだけの話、しばらくサバイバル旅行は遠慮しとこうと思ったヘタレキャラな桃太郎なのでした〜!