シンガポール美術館に初訪問 |
でもPSIが100を超えると、私は喉が腫れ痰が出て、そしてコンタクトしていると目が痒かったり、埃が入ったような違和感が出てきます。
そんな中、ヘイズになんか負けてたまるか〜と、シンガポール美術館に行ってきました!
なんと、2年以上も住んでるのに、シンガポール美術館はまさかの初訪問。
併設されてるイタリアンレストランには3回も行ってるのに、美術館の中には入ってませんでした(^_^;)
いつでも行ける〜と思ってると、なかなか行きませんね。
思えば、シンガポールに本格的に引っ越す前に結婚前の夫の家に遊びに来てた時の方が、毎日1人でボタニックガーデンに行ったり、シンガポール国立博物館に行ったり、プラナカン博物館に行ったり、カトンに行ったりと、アクティブに観光してました。
今回はお友達がボランティアで日本語ガイドをしているので、そのガイドツアー目的で朝10時半にシンガポール美術館へ。
無料でガイドしてもらえるんです。
しかも予約なしで、朝10時半に受付に行けばいいだけ。
プラナカン博物館もシンガポール国立博物館も同じく無料の日本語ガイドがあります。(博物館以外は月曜はガイドツアーがないので、火曜〜金曜と覚えておくと便利です。)
なんていいサービスなんでしょうか。
この日は私以外の人が現れず、期せずしてプライベートツアーをしていただくことに。
今はAfter Utopiaというアート展が展示されています。確か今月18日までの展示らしいので、ご興味のある方はお早めに足を運んでみて下さい。
私が印象に残ったのは、影も含めて作品になってるこちらのフェニックスのアート作品。シンガポーリアン・アーティストの方の作品です。写真がぶれぶれですが、ぜひ本物を美術館でご覧下さい!
それと面白かったのは、こちら。インタラクティブな作品で、ロッカーにある小さな小窓をのぞきます。
すると、こんな変な世界や、
こんな空虚な世界が現れます。
つい一つ一つの小窓を見たくなるような仕掛けが面白いなぁと。
そして、もちろん描かれてる世界には意味があるのですが、特に現代アートは時に理解するのが難しいため、ガイドの方にアーティストの意図やアーティストの出身国の状況や文化を教えてもらえると、やはり理解度が全然違って作品に少し近づけたような気持ちになりました。
そして、もう一つとっても気に入った作品がありました。こちらは常設展だったかと思います。
この方、皆さん知ってますよね?
シンガポール元首相のリークアンユーです。
すごいのは、こちら、シャンプーのキャップ部分を並べて描いてるんです!
キャップの部分を開けたり閉じたりして、ドットとして並べて行くことでリークアンユー氏が浮かび上がるようになってます。
そのアイデアだけでもすごいなぁと思ったのですが、このシャンプーの銘柄がもっとすごくて!
No More Tearsという名前の実在するシャンプーのキャップだけを使ってるそうです。
アーティストの方、こだわりましたね〜と感心してしまいました。リークアンユーと言えば、マレーシアから追い出され、シンガポールが独立した時に流した涙が有名ですもんね。
他にも面白い作品、心にグッとくる作品、ちょっとグロテスクな作品などなどたくさんありましたが、今から観に行かれる方もいらっしゃると申し訳ないので、アート作品のご紹介はこれぐらいで。
シンガポール美術館に初めて入ったのですが、中庭はこんな感じでした。
奥には小さなカフェもありました。
このカフェの隣にはミュージアムショップがあり、Supermamaのお皿もたくさんありました。
ガイドツアーをしてもらえると、より理解が深まって更に楽しめるので、すでに行ったことのあるシンガポール国立博物館とプラナカン博物館ももう一度ガイドツアーを目的に行きたいと思ってしまいました。
ボランティアで日本語ガイドツアーをして下さってる方々に感謝です。